馬橋稲荷神社

神棚のまつり

神棚

神棚のまつり 3

鎮座地
東京都杉並区阿佐谷南2-4-4

台所におまつりしてある神様は何の神様ですか?

台所の神様は荒神様です。荒神様は火の神または竈の神として台所の小さな神棚におまつりされています。

台所は家族の生命力となる食事を作る大切な所であり、煮炊きになくてはならない火を扱う所です。

火は人間生活の有り難い作用というだけでなく、浄化にもまた災厄にも繋がる扱いの難しい神の恵みです。

ガス栓をひねればすぐに火が付く現代生活でも、「火の用心」や毎日の元気の基「食事」への注意は欠かせません。

昔の人はその荒神様の性格から家の生活の神として称え、また恐れました。

そして台所を神様の空間と考えたのです。台所の入り口に掛かっている暖簾や簾は神様の世界を示す注連縄が変化したものと言われています。

神棚に何をお供えするのですか?

通常は、お米、酒、塩、水をお供えいたします。

お米と塩は白い皿へ、酒は瓶子(いわゆる神酒徳利)二本、水は水器にそれぞれ入れ、三方などにのせてお供えします。

その順は原則としてお米を中央に左右に酒、向かって右に塩、左に水を置きます。お供え物は出来れば毎日取り替えましょう。

昔から神様のお下がりは霊力があると言われます。いたんでなければお料理に入れて召し上がって下さい。

またお供えはこれに限っていません。先述の通り、家の行事やお祝いに作ったお節やお料理を少しずつでも先ず神様に上げ、みんなでお参りをしてから食べましょう。

また、お客様に頂いたお土産なども神様に上げてからみんなで食べるといった習慣もあります。

色々なお神札を一緒にしてもいいのですか?

まったく問題ありません。何故なら我が国では八百万の神といって沢山の神様の恵みによって生かされていると考えて来たからです。

ただし置き方は中央に天照大神、向かって右に氏神、その他の神様は左側です。重ねて置く場合は手前に天照大神、次に氏神、その他は後ろになります。

お神札はいつ取り替えるのですか?

神棚は年の暮れに掃除をして、新しいお神札と交換します。それは新年を新玉と言うように全ての魂が再生するからです。(詳しくはお正月」をご覧下さい。)

そして、古いお神札は年の瀬に神社に納めます。その際、神社にお参りをして、一年間のご加護に感謝しましょう。

ビニールや燃えない物ははずしてお持ち下さい。

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