お正月 1
鎮座地
東京都杉並区阿佐谷南2-4-4
日本のお正月
かつての日本のお正月を思うと家々の門に門松や玉飾りが飾られ、家の神棚や床の間には鏡餅が供えられている風景が目に浮かびます。
そして家族や親族が集まり、お雑煮やお節料理を前におとそや御神酒で新年をお祝いしたものです。
子供は歌にもあるように、正月になったら凧揚げ、独楽(こま)回し、羽つきをして遊ぼうと指折り数えたものでした。
そして、なんと言っても一番の楽しみはお年玉を頂くことではなかったでしょうか。
正月は師走のあわただしさとはうって変わって何かほのぼのと暖かみのある、そして力の湧いてくる」そんな感じを受けたのは自分ばかりではなかったと思います。
今はその正月風景もすっかり薄れてしまいました。その原因の一つに正月を行う目的が失われてしまったことが挙げられると思います。
そこでお正月諸事について考えてみたいと思います。
お正月って何だろう?
日本のお正月はただ年が改まるだけではありません。すべてのものに新しく魂を頂き生まれ変わる時なのです。ですからこれを祝福して「おめでとうございます」と挨拶を交わす訳です。
新しい魂(新玉・あらたま)は歳神様(としがみさま)が各家庭にもたらしてくれます。その為歳神様をお迎えするのに立てられるのが門松なのです。
家の中では心のより所や生活に大切な働きをする神宿る場所、神棚、床の間、大黒柱、台所、井戸、お手洗い等に魂を迎えもてなすお供えが飾られました。
それだけではありません。人にも魂を頂くのです。今でも数え歳を使うことがありますが、昔は正月を迎えると誰でも同時に一つ年齢が増しました。つまり一年を生き抜く生命力を頂いた訳です。
家のあるじが歳神様に代わってその生命力を家族に与えました。これがお年玉なのです。
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